就職時健康診断のご案内

健康診断についてご案内しています。

　就職にあたって、健康診断を受け、結果を提出するように求められる場合があります。雇い入れ時の健康診断実施は、法で定められていること（労働衛生安全法）でして、三ヶ月以内に受けた健康診断の診断書の提出があれば、それで代えることができる、とされているためです。
　費用負担については、やや微妙なところがあるのですが、就職する側の自己負担となっているケースも多いようです。その是非については、この項の主旨からは外れますので深入りは避けたいと思います。

　2013年夏時点の法定項目（労働安全衛生規則４３条）は、下記の通りです。
・既往歴および業務歴の調査
・自覚症状および他覚症状の有無の検査
・身長、体重、腹囲、ＢＭＩ、視力、聴力の検査
・胸部Ｘ線検査
・血圧の測定
・尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
・貧血検査(赤血球数、血色素量)
・肝機能検査(AST(GOT）、ALT(GPT）、γ－GTP)
・血中脂質検査（ＬＤＬコレステロール、ＨＤＬコレステロール、トリグリセライド）
・血糖検査またはＨｂＡ１ｃ
・心電図検査

（※直近の改訂で、血中脂質のうち総コレステロールが外れ、ＬＤＬコレステロールが取り入れられています。最新の情報は、厚生労働省のホームページなどで、確認が可能です）

　基本的には、企業側から受診項目を聞いて、それを受けてくれる病院・医院を探す、という形となります。大きな病院でなくても対応してもらえる場合が多いですので、まずはかかりつけのお医者さんに相談されてみるとよいかもしれません。

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　ただ、すみません、現状では医師の監修が受けられておりません。参考文献をもとに、できるだけ正確な記述を保つべく努めておりますが、より深く把握されるためには、医療関係者や参考文献、医療サイトなどの情報もご確認いただけますようお願いいたします。

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